先進医療とは、厚生労働省が定める高度な医療技術を用いた治療のことであり、厚生労働省が認定した医療機関でのみ実施が可能です。
「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」は先進医療として認定された手術であり、これを先進医療認定施設で施行した場合、術前後の検査や治療などを一般の保険診療として受けられたり、医療保険で先進医療特約に加入されている方は給付金が支給されたりと、いくつかのメリットがあります。
2016年9月より、当院は「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の先進医療施設として厚生労働省より認定されました。
これによって、当院で多焦点眼内レンズの手術を行った場合、自己負担軽減において大きく2つのメリットを受けられます。
1)術前後の診察、検査などを一般の保険診療で行うことが可能
「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」は、本来は保険適応外の治療であり自由診療(全額自己負担)の対象です。自由診療では、手術だけでなく、それに付随する診察、検査、薬代など全てが自由診療の対象になりますので、その分自己負担額が増大します。
先進医療施設では、この手術に付随する診察、検査、薬代の費用を一般の保険診療で対応することが許されており、その分だけ自己負担額が軽減されます。
(*実際の軽減額については、各健康保険の負担割合によって異なりますので、詳細は当院の担当者が個別に説明致します)-
2)医療保険の先進医療特約による手術給付金
医療保険や生命保険の先進医療特約に加入されている方は、手術給付金が支給されることがあります。
給付の対象範囲や給付金額等は保険会社や契約内容によって異なりますので、詳しくは各生命保険会社にお問い合わせ下さい。
多焦点眼内レンズ手術費用 | 片眼約35万円 |
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両眼 約70万円 |
*術後の乱視矯正などで別途費用がかかることがあります。